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子どもたち、可愛すぎる!

以前、自分のことを子ども嫌いだと思い込んでいた瀬名波さん。全くの真逆でした。インタビュー中も何度か子どもたちとの出来事を思い出してはウルウル...。笑 まるで理想の家庭のような児童クラブとの出会いが、そんな感動の日々の始まりでした。

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心の拠り所って、いいな

もともと、子どものことはそんなに好きではなかったはずなんですけどね...。長女だという理由で、家では何でも代表して怒られることが多かったからかな?そんな私ですが、学生時代に興味があったのは、美容関係か福祉関係。高校を卒業した後は、すぐに社会に出ました。一度どちらかを経験してみようと思って、最初に選んだのはアパレルの仕事でした。

アパレルの仕事を始めた後も、ずっと心にひっかかっていたことが一つあります。学生時代、家庭環境に問題を抱えた友人がいたんですが、子供ながらに助けられなかったことを、後悔していました。その子の心の拠り所になっていたのが保健室の先生だったということを後から聞いて、「そんな仕事もいいな」とうっすら思うように。その想いは日に日に大きくなり、思い切って専門学校で勉強をすることを決意しました。

子どもたちとの出会い

ところが、保健室の先生として実習に行ってみたところ、想像よりも子どもと触れ合う機会が少なかったことにがっかり。そんな時、友人がちがさき学童保育の会のパートの仕事を紹介してくれて、始めてみたら...。子どもたちが、本当に、本当〜に可愛くて!

残念ながら家族の病気が原因で、たった3ヶ月でパートを辞めることになってしまったのですが、最後の日に子どもたちから手紙をもらったことが忘れられません。私宛てだけではなくて、病気の家族の分も。「はやくよくなってね。」って...。今思い出しても泣いてしまいそうなくらい心が温まり、感動しました。

そんなパートでの日々が忘れられなくて、学校を卒業後、また戻ってくることに。運が良く、正社員にしていただけました。

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まっすぐに、ぐんぐんと!

子どもたちと過ごしていると日々感動がいっぱいあるのですが、その中でも成長する力はすごいです。今配属されているクラブに来た時、私がけん玉の技を披露したら、すごく尊敬してくれて。みんな、「教えて!」って来てくれるようになり、それからは本当によく頑張ってくれました。保護者の方から「うちの子は根気がなくて...。」と言われていた子も、すごく一生懸命でした!難しい技にチャレンジしていたグループがあって、中には一人だけできない子がいたけれど、あきらめずに食いしばって練習を続けていました。保護者のお迎えの時などに成果をきちんと披露することができて、本当にすごいなって思います。大人になってしまうと、色々と言い訳をして挑戦することから逃げてしまいがちですが、子どもは一つ目標をつけてあげると本当にまっすぐに頑張ってくれる。だから成長できるんですよね。

実は、私がけん玉を覚えたのも、支援員になってからなんです。はじめは全然できなくて、半べそをかきながら練習していたのですが。笑 これからも色々なことに挑戦して、吸収力の素晴らしい子どもたち教えていきたいなって思います。

思春期と向き合う

今、入社してから1年ちょっと。短い間ですが、パートの時を含めると4つものクラブを経験させていただきました。土地柄なのか、学年構成なのか、クラブによって全然雰囲気が違うことに毎回びっくり。

高学年の子が多いクラブでは、少し苦労をしました。特に、4年生の女の子との関係づくり。思春期の一歩手前の彼女たちの中には、甘えたい気持ちと大人に負けたくないという気持ちが同居していて、接し方が難しかったです。あまり優しくしすぎても調子に乗ってしまうし、厳しくしても反発されてしまうし、毎日格闘していました。思春期の子どもに寄り添うのがこんなに難しいなんて。「自分も昔はこうだったのかな...」なんて、反省してしまうくらいでした。笑

それでも、真剣に向き合っていたことが愛情だと伝わったみたいで、最後には「いてくれてよかった。」と言葉をかけてくれて、本当に良かったです。

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高学年と低学年に架け橋を

また、高学年が多いクラブでの事。私が配属された頃、低学年の子たちは隅っこで肩身の狭い思いをしている感じがありました。そこで、高学年と低学年が仲良くできるようなきっかけづくりを開始。高学年の子たちの遊びに低学年の子たちが入れるように、「おいでよ!」って声をかけてみたり、高学年の子たちがメインで使っていたプレイルームを低学年の子も使いやすいように、きちんとルールを作ったり。

そんなある日、低学年のお子さんの保護者の方から「うちの子、クラブが嫌いであまり行っていなかったんですけど、瀬名波さんが来てから行きたがるようになりました。」というご報告をいただけました。これもまた、涙が出そうなくらい嬉しかったです。

理想のクラブとは

本当に色々なクラブがありますが、原点になっているのは、最初にパートで配属されたクラブです。「愛情たっぷり、家族みたいな放課後のお家」と呼ぶのがぴったりな素敵な場所で、年上の子たちが年下の子たちをすごく可愛がって、よく面倒をみてくれていました。どこのクラブに配属されても、「こんな場所にしたいな。」という思いは、強く残ったままです。

きっと、家に帰って一人の時間が多い子どもたちには、同年代の子たちと遊びたいという欲求があるんじゃないかな。クラブにいる時、一人で本を読んだりしているのも悪いことじゃないけれど、ちょっと声をかけてあげるとすごく嬉しそうにしている気がします。やっぱり子ども同士が一番ですよね。

手作りのおやつのような温かさで

「放課後のお家」の重要なイベントって、毎日のおやつだと思います。習い事の合間におやつを食べていくようなすごく忙しい子もいるから、ここに立ち寄る時くらいはほっとして欲しいな。できれば毎日、手作りがいいですね。子どもにはわかるみたいで、手作りの日はよく食べてくれます。もっと色々なおやつを作れるように、腕を上げていきたいです。

私は、ほっとできる場所が好きなんだと思います。おやつを「おいし〜♡」って言いながら食べている笑顔を見ると、私までほっとしちゃいますから。学校で嫌なことがあっても、クラブに来たらほっとしてほしい。悲しい気持ちは一切持ち帰らないでほしい。そんな気持ちで子どもたちに寄り添っていきます。

理想の「家族みたいな放課後のお家」。その「ママ」と呼べる存在に、ちょっとは近づけているのかな...。子どもたちの元気な声が聞けないのかと思うと、休日前はさびしいくらいですから。笑 大変なことはもちろんたくさんありますが、それ以上の幸せをもらえるこの仕事に出会えて、本当に良かったと思っています。

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