2019chigasaki_interview_02_01.jpg

2019chigasaki_02_02.jpg

「天真爛漫な人」と言われて

「職員研修のキャンプで子どものようにはしゃいでいた」との証言あり。子ども以上に?楽しいことが大好きという岩浪さん。インタビューでその姿は見られませんでしたが...その代わり、まっすぐに追い続けている、理想の「先生」像について語ってくれました。

2019chigasaki_interview_02.jpg

やっぱり子どもと触れ合う仕事がしたい

茅ヶ崎で生まれ育った私の夢は、小さい頃から教師でした。大学では心理学と社会学を学べる学科に進学し、中学社会の教員免許取得を目指して勉強していましたが、教育実習で違和感を感じ、方向転換。高校時代からチアをやっていて、運動も好きだったので、高齢者の方が主に通うフィットネスクラブに就職しました。

フィットネスでは、クラブの運営に関する業務を幅広く行っていて、大変でしたが、色々と学ぶことができました。お客様も優しくしてくださったのですが...「この仕事は、私じゃなくてもいいな」と思うことが多く、やりがいを感じることができなくなり、転職することに。

もう一度原点に立ち返って、子どもと触れ合える職場を探していたところ、ちがさき学童保育の会に出会いました。当時は正社員になるために教員免許の資格が必要だったので、半年はアルバイト。資格を取得した後、晴れて正社員となりました。現在は、「かぜの子くらぶ」のクラス担任として、クラブの運営全般に携わっています。 (※現在、正社員への応募条件として教員免許の取得は必須ではありません。)

2019chigasaki_interview_02_04.jpg

大成功のバスボム作り

最初は子どもの行動の理由がわからなくて、戸惑うこともありましたが、一緒に遊んでいるうちに信頼関係が深まっていくのが感じられると、とても嬉しいです。子どもと遊ぶ時は、同じ目線で、本気でいるようにしています。例えば、ゲームをしている時、私の方が本気で悔しがっていたり。そんな「本気の大人」がいることを伝えたいんです。怒る時も本気で、メリハリを大切にしています。

2019chigasaki_mai.jpg

あとは、子どもが嬉しそう・楽しそうにしている姿を見ると、いつも「良かったなぁ」と思います。最近ご家族へのプレゼントとしてバスボム作りを企画しました。材料の配合を少し間違うと、形にならなくなってしまうので、子どもたちはとても慎重に、何度もやり方を確認して頑張っていました。何度も教えるのはなかなか大変でしたが(笑)、綺麗なバスボムが完成すると大喜び!ご家族からも「すごい!」と、感動の声をいただくことができました。

2019chigasaki_interview_02_katsudo.jpg

「いつも怒られている子」だから芽生えた、この仕事への想い

クラブの日常は、楽しいことばかりではありません。昨年は、一人の高学年男子との関わりにずっと悩んでいました。目立ちたかったのか、暴れてしまうことが多く、下級生たちから怖がられていた彼。「卒業までクラブに残りたい」と言ってくれていたので、学校の担任の先生や保護者の方に協力していただき、本当に少しずつ落ち着いていきながら、なんとか卒業を迎えることができました。最後には、下級生たちから「たまにはお兄さんに会いたい」と言われる存在になったのです。

そして、彼が中学校に通い始めた頃のこと。制服姿を見せようと、会いに来てくれました。私の仕事が落ち着く時間まで待っていてくれて...。心から「良かった」と思う瞬間でした。

実は私自身、いつも怒られているような生徒だったんです。「私のことを認めてくれる先生なんて、いない」そう思っていたのですが、中3の時の先生は違いました。授業をサボっても怒らずに、「心配したんだよ。探したんだよ。」と。いつの間にか、どんな子どもの存在も認めてくれる、そんな先生に憧れるようになりました。教育実習で、「勉強を教えるのは難しいかも...」と一度諦めてしまった夢ですが、今、児童クラブで子どもたちの素の姿と触れ合いながら、目標としている先生像に一歩ずつ近づいている、そんな実感があります。

2019chigasaki_interview_02_05.jpg

2019chigasaki_interview_02_06.jpg

私にしかできない、そんな支援員を目指して

私の仕事のやりがいは、「岩浪さんがいなくなったら困る!」ということなんです。というのも最近、10年このクラブで働いてくださっていたパートさんが退職してしまい、ちょっと困っていまして...。パートさんの存在がクラブの安心感に大きく繋がっていて、とても尊敬していましたし、特に保護者の方たちからの信頼が絶大で...私はまだまだ、「頑張らなきゃ!」と気合を入れています。保護者の皆さんが心から信頼して、自然に笑顔を見せてくださるような先生を目指していきたいです。

ちがさき学童保育の会では、必ず異動があります。色々なクラブで経験を積んで、真のプロ支援員へと成長するためです。異動した後も、「岩浪先生、良かったよね」「岩浪先生が来てくれて嬉しい!」と思っていただけるように...クラブに関係する全ての人とのコミュニケーションを、大切にしていきます。

2019chigasaki_interview_02_07.jpg